声の鍋物シリーズ
冬の闇鍋Live Festa
2007/1/26(fri)~28(sun)
――冬。
生命を奪うような凍えと、雪の下に潜む熱さ。
――冬。
墜ちていくような孤独と、氷さえ溶かす滾り。
――冬。
人は凍えるとき、真の底から、音を吐き出す。
――冬……。
in谷中ボッサ
JR日暮里・東京メトロ千代田線根津から徒歩10分
営業時間 11:30~20:00(火曜定休)
ミュージックチャージ無し
投げ銭+ワンオーダーお願いいたします。
制作・お問い合わせ
かのを工房 http://k-y.jugem.jp/
kano@art.707.to
070-5082-3095
DMデザイン 鈴木春菜(ash)
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2006年11月に開催された「秋のごった煮Live Festa」
――5日間、連日続いたライブ祭り。大好評を受けての第二弾!
今回は炎のチャンゴ叩き崔 在哲(chango+vo+g)を毎日堪能できるプログラム。崔が率いるバンド「木蓮」から、田中淳(key+shinobue)、野中陽人(bass)も登場します。ゲストはコントラバスの河崎 純(26 fri)、ヴァイオリンのKMS(27 sat)。コンテンポラリーとクラシックを代表する若手二人。どんな化学反応が起きるのか、乞うご期待!
かのうよしこ(vo)+河崎 純(cb)は、前回好評だった日本歌謡とロシア歌曲特集(26 fri)。かのうよしこ(vo)+新美博允(g)のデュオでは、スペイン歌曲と日本歌謡(28,sun)。「内に秘められた熱さ」を、幾千の魅惑的な短調から厳選してお届けします。
かのうよしこ(vo)と小阪亜矢子(vo)の組むヴォーカルデュオDuo Dormeuseは前回に引き続き、ア・カぺラの妙をご披露(27 sat)。現代作曲家による作品を、”DD”版オリジナルアレンジで。
今回初登場第一弾!は…
小阪亜矢子(詩人・声楽家)+吉岡佐和子(美術家)=ash東京班でお送りする、真冬の夜の月光サーカス(27 sat)。キッチュな音で奏でられるドビュッシー、コラージュで繰り広げられるアール・ヌーボー、玩具が語るヴェルレーヌ…。
そして注目の初登場第二弾は…
木部与巴仁(詩人・朗読者)・大平清(トルコ民族楽器演奏家)・かのうよしこ(vo)による、オルハン・パムクの『雪』(28 sun)。降り続ける雪、寂しいトルコの町カルス、奇妙な雪の結晶のメモ、主人公・詩人Kaの足跡――長編小説を再構成し、朗読とウードの響きでエッセンスを物語ります。
*ライブスケジュール(各ステージは30~60分程度)
1/26 fri
18:00 かのうよしこ+河崎 純
19:00 崔 在哲+河崎 純
1/27 sat
15:00 Duo Dormeuse
17:00 崔 在哲+KMS
19:00 ash東京班
1/28 sun
14:00 かのうよしこ+新美博允
16:00 木部与巴仁+大平清+かのうよしこ
18:00 木蓮
『声の鍋物シリーズ』とは?
「声」をキーワードに、かのうよしこと河崎純が企画・構成するライブ『声の漬物シリーズ』の、姉妹シリーズ。『漬物』では今までに「武満徹」「谷川雁」「ベルトルト・ブレヒト」を取り上げた。演奏家・作曲家・詩人・役者などが縦横無尽に関わり、ジャンルを越えた舞台を作る。
『鍋物』ではひとつのテーマにこだわらず、気楽なスタイルで、様々な「声」の共存を楽しみ、発見することに焦点を当てる。カフェでのライブフェスティバルはこれが二回目。