7/14@カキョクカフェ#16 飛翔する、過去と未来。

カキョクカフェ#16

2022/07/14
OPEN19:30 START20:00

予約¥2,700/当日¥3,000(共にドリンク別)
*感染症拡大防止のため、客席は30席となります。

予約はコチラからお願いします。(ライブハウスの予約フォームです)
live space ZIMAGINE
http://zimagine.genonsha.co.jp/
〒107-0062 東京都港区南青山6-2-13 ファイン青山B1
TEL: 03-6679-5833

出演:かのうよしこ(Vo)、根本卓也(pf)、白沢達生(トーク)
企画・制作:合同会社二馬力

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古今東西、数ある「うた」を、毎回特定のコンセプトで集め、その向こうに広がる音楽のありようを独特な形で探るカキョクカフェ。
3年半ぶりの電撃開催です!

今回は、当シリーズに楽曲提供してきた作曲家であり、指揮者・チェンバロ奏者としても研鑽を積んできた根本卓也氏をゲストプレイヤーに迎えました。

根本氏の「カキョク」を軸に、ルネサンス~バロック期の音楽を近代作曲家たちの名品と並べ、21世紀の新作歌曲も交えたプログラム。楽曲と楽曲がどう触発しあうのか? 現代のピアノで数世紀前の音楽に迫る意味とは? 「遠い過去」であるバロック古楽と「近い過去」である近代、そして目の前の「いま」を描き出そうとする試みです。古楽に覚えあり・の根本氏だからこそ導き出され得た選曲に、どうぞご期待ください。

もちろん、カキョクカフェ恒例、初演カキョクも、ありますよ。

開催日の7/14は奇しくも、フランス革命記念日。
私たちは、そこで、どんな新たな飛翔に出会えるのでしょうか・・・!

** * * program * * **

Cesti: Intorno all’idol mio
~ Respighi: sopra una aria antica

Monteverdi: Quel sguardo sdegnosetto
~ 根本卓也:あなたはそこに

Rameau: Le rappel des oiseaux
~ 根本卓也:ラモーが小鳥の羽ばたきと囀りを聞いて

Sermisy: Tant que vivray
~ Enescu: Estrene a Anne
~ Ravel: D’Anne jouant de l’espinette

Gervaise: Pavane d’Angleterre avec sa Gaillarde
~ Poulenc: Pavane
~ 根本卓也:A birthday(※初演)

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かのうよしこ(Vo・企画・制作)
京都造形芸術大学大学院 芸術環境専攻(日本庭園分野)修士課程修了。通信キャリアにてカスタマサービス対応並びにコンテンツ企画等の業務に従事、音楽著作権事業者勤務にてウェブメディア立ち上げやバックヤードシステム開発、コンサート制作などの業務を経験した後、独立。ヴォーカリスト、ヴォイストレーナー、エディター、ライター。博物館学芸員、剣道参段、アマチュア無線4級、知的財産管理技能士3級など取得。合同会社二馬力共同代表。
https://kanoppi.jp/
https://nibariki.biz/

根本卓也(pf・選曲・作曲)
東京藝術大学大学院修士課程(指揮専攻)修了。後に渡仏し、国立リヨン高等音楽院で、通奏低音のディプロマを取得。留学中にオルガンのための連弾作品《Thème et Variations》を、音楽出版社Delatourより出版。帰国後、第3回東京かつしか作曲コンクール2015に於いてアンサンブルの部第3位入賞。現在、新国立劇場オペラ部門音楽スタッフ、チェンバロ奏者として活動の傍ら、オペラ・カンタータ・歌曲等声楽作品を中心に発表を続けている。
HP:http://nemototakuya.info/

白沢達生(企画・解説・text・トーク)
西洋美術史専攻・雑誌編集・輸入商社勤務を経て独立。仏・伊・英・独・蘭・西語他翻訳や執筆活動の傍ら、美術館企画展ショップでのCD販売監修も手がけてきた。欧州発売CD解説の翻訳・執筆多数。ウェブマガジンONTOMO、音楽メディアFREUDE、Webぶらぁぼ他Web記事も執筆。高音質音楽放送ミュージックバード、MUZAミュージック・カレッジ、Music Dialogue、南青山Mandala宮廷音楽ライブ、音食紀行・コストマリー他主宰の歴史系イベント他で話し手としても活動。
Twitter → twitter.com/t_shirasawa
Website → https://tatsuoshirasawa.wordpress.com/

繁村 周(イメージヴィジュアル) 
東京芸術大学日本画専攻卒業。国宝装潢師連盟加盟工房㈱墨仁堂にて11年間、国宝・重要文化財を中心とした文化財修理の仕事に携わる。2018年より栃木県文星芸術大学 地域文化創生分野の助教を勤め、神社仏閣の天井画制作、文化財の修理、地域の伝説を元にしたアニメーション制作、古民家のリノベーション、ホスピタルアート等の多岐にわたる実践を行う。地域文化創生のために作られたアニメーション『うずらの鳴かぬ里-足利義兼伝-』(2020)は、IndieFEST Film Awards(アメリカ)にて、Award of Merit賞をアニメーション部門と歴史/伝記の両部門で受賞。
https://youtu.be/XSb1meaw9Rw

瀬尾朋美(衣装)
東京芸術大学絵画科油画専攻卒業、東京芸術大学大学院美術研究科版画研究室シルクスクリーン専攻修了。デザイン&プリント「Ubatama」代表。「絵画というものを、もっと身近なものに」をコンセプトに、シルクスクリーン技法を中心に作品を制作。図版デザインから製版・プリントまで手作業で行っている。新国立劇場バレエ「くるみ割り人形」(2009)、「パゴダの王女」(2011)、熊川哲也Kバレエ「シンデレラ」(2011)などの衣装制作に携わる。また楳図かずお「現代浮世絵版画企画」にて版画、Tシャツ作品デザイン制作(2009)、岡本太郎展Tシャツ制作(2011)なども手掛ける。
http://www.ubatama.com/