それぞれ、秋と冬に一回づつ、歌科の４年は１０分程度のお披露目を奏楽堂でやらねばなりません。まぁ時間はたった１０分なのでどうにでもなるとして（ほんまかいな？）、問題は服装です！！
このときばかりは皆ぼわっと裾の広がったお姫様ドレスを買ってきます。ていうか既にもう定期試験でそういうの着てる人もいるわけですが、わたしはそういうキャラでもないし……しっくりきたものに出会ってないもんですから、ワンピースとか合唱やるときの黒いロングスカートでやりくりしていたわけです。なにしろ、外部の本番もばりばりに普段着でやっちゃってるものですから、買う必要が無くて……しかし周りが皆ドレスになると分かっていると考えないわけにもいかず、「めんどくさいよー無理だよーお金無いよー」などと文句を垂れながら色々な人に相談？していたわけです。
そして数ヶ月前。
学内試験は油彩を出てから大学院は版画（シルクスクリーン）専攻、以後Tシャツのデザイン＆プリントをし続けてる女性に、ドレスを作って貰うことになりました。漬物シリーズの時も布から刷って頂いてデザインをして下さった方です。もうデザイン画は出来てるんだけど……なんというか、モダンでゴージャス！　素敵ですよ……楽しみー！
更に今日。
卒業試験の担当者が決まりました（笑）。決まったはず（笑）。工芸科の２年生にいる彫金の男の子で、ジュエリー関係にすすみたいということで、いつも自分のアクセサリーばりばり作ってる、お洒落くんです。彫金というか、彫銀で舞台用アクセサリー作って貰うことにして、それに合わせてシンプルなものをサラッと着ようと目論んでます。こちらも楽しみ。
べつに私の歌はどうでもいいんですが（笑）、ヴィジュアルにこだわって試験をするというスタンスは面白いのではないかと思いますので、是非見に来て頂きたいですね。まだ先なんですけど。
美術家にとっても、奏楽堂みたいな大きい舞台で自分の作ったモノをまとってもらえる機会ってなかなか無いんじゃないかと思って、私が好きだなぁと思う人達に声をかけてみたわけです。本当は１時間とかコンサート出来ればいいんですけどね～。作って貰って１０分じゃ申し訳ないから……。
また詳細書ける段階になったら宣伝したいと思います(^^)
やばいのは、前期の定期試験も奏楽堂だって先週知ったこと……
どうすんだ？わたし……