机上と実技の狭間で

最近音楽史研究会なるものにお誘いいただき、月に1度、たいそう博学な方々とお酒を飲む機会を――ぢゃなかった、熱い議論を聞かせて頂く機会を得ました。なにせ発表なさる方々は有望なる若手研究者ばかり、迎え撃つコメンテーター達は既に活躍している先生方ばかり――ときたら、わたしなどは黙って頭をスポンジのようにして、ただただ染み込ませるのが精一杯でございます。
3年前までは、やっぱり、本にかけるお金と読書時間がすごく多かったし、それこそが幸せだったものですが、そして今でも懐かしく戻りたい気になったりもするのですが、今は毎日楽譜を持ち歩かなければならないという、以前からすると考えられない毎日――人間、環境変われば生活変わるもんです。つくづく。
今日久しぶりに某学生街に足を運んだら、目も眩むようなオイシイ古本屋が沢山並んでおり、衝動的に3000円も使ってしまいました。イタイ…。
かの研究会、参加したからには絶対に発表せねばならないという掟があるらしい。もちろんお歴々の前でそうそう発表なんかできやしません! 出来る限り延ばして貰う所存でございます。が――なんだか、また勉強したくなってきたなぁ、頭使わないで3年も4年も過ごして来ちゃって、ホント退化したからそろそろやろっかなぁ、などとぼんやり考えたりする今日この頃。今の実技に全く関係無くたって、研究会を大義名分に、本を買ったっていいじゃないか、と自分に言い訳をしてみたりして。
やっぱ日本史好きだーーーー。
(告白しすぎ)