カキョクカフェ#04 雪降る夜には、想い出の足音。

 「ランドスケープとサウンドスケープをカキョクで描き出す」というコンセプトシリーズ、第4回目です。

雪カキョクカフェ #04
~カキョクが描くランドスケープとサウンドスケープ、その4。
雪降る夜には、想い出の足音。~

2014年1月23日(木)
Door Open 19:30 / Start 20:00
予約¥2,300/当日¥2,800(ドリンク代別)
ライブは終了いたしました。次回よろしくお願いいたします。

会場:Z.imagine(ジマジン)
03-3796-6757
港区北青山2-7-17 青山鈴越ビルB1F
http://www.radio-zipangu.com/zimagine/
銀座線・外苑前駅2番/3番出口徒歩10秒

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 ランドスケープは、風景。サウンドスケープは、音風景。
 作曲家や詩人達が描こうとしたソレは、本物よりもソレっぽく、鮮やかに、匂い立つように、まるで今そこにあるように鳴り、風にのります。

 シリーズ第4回は、雪の風景に耳を澄ませます。
静かに煌めきながら降り積もる雪をみて、詩人たちは、音楽家たちは、何を想ったのでしょう。やわらかく積もった雪の、白。街も自然も、手つかずの白一色。まばゆい輝き、潔いほどの冷たさ、北国の旅情、南国からの憧れ。

 あなたの思い出のあの雪は、今宵、どんな音をしていますか?

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演奏曲目(予定):
シューマン「松雪草 Schneegl?ckchen」(1849)
チャイコーフスキィ「冬 зима」(1883)
シュトラウス「冬の夜 Winternacht」(1884-86)
グリーグ「クリスマスの雪 Jule-sne」(1889)
シベリウス「三月の雪の上のダイヤモンド Diamanten P? Marssn?n」(1899)
ラヴェル「私に雪を投げるアンヌへ D’Anne qui me jecta de la neige」(1899)
レスピーギ「雪降るとき Nevicata」(1906)
プロコフィエフ「雪と霧をついて сквозь снега и туманы」(1935)
ショスタコーヴィチ「雪と雨の降る野原で В полях, под снегом и дождем」(1942)
根本 卓也「ゆき」(新曲初演・2013)
高橋 翔吾「今日は一日あかるくにぎやかな雪降りです」(新曲初演・2014)
and more…

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出演:
かのうよしこ(vo/企画・構成)
日本史と声楽を大学にて学んだ後、通信業界/音楽業界にて勤務。現在はランドスケープ及びサウンドスケープを学びながら踊ったり歌ったりしている。舞台を見ることと美味しい食事がなによりのご褒美。趣味は賃貸物件の間取り図を見ることとピアスの収集。心は今も剣道部。たいとう歴史都市研究会会員。日本サウンドスケープ協会会員。庭園サウンドスケープワーキンググループに参加。

高橋翔吾(pf/作曲)
東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程(作曲専攻)修了。在学中に安宅賞受賞。アンサンブルの作編曲を中心に、iPhoneアプリのサウンドデザインにも携わるなど、“音”の需要があるところに出没。主に机の上、たまに人の前で活動する。クラシック、現代音楽、ライヴ、と発表の場はさまざまで、場所や演奏者によってできあがるものが大きく変わるので、“本当のところ”は自分でもよく分かっていない。御殿場発・東京/仙台経由・行先不明のアコースティック・バンド「RAIN CATS & DOGS」メンバー。(社)日本作曲家協議会会員。くだらない方→@shogonotweet まじめな方→http://shogonoid.tumblr.com/

白沢達生(トーク/翻訳、ライター、企画協力)
明治学院大学文学部英文学科を卒業後、青山学院大学大学院にて西洋美術史を専攻。19 世紀フランスにおける17 世紀オランダ美術(室内風俗画)の評価変遷を研究。音楽雑誌編集をへて、2004年より音楽ソフト輸入販売へ。そのかたわら翻訳業務(仏・伊・英・蘭・独など)も行い、アートマネージメントを通じてのコミュニケーション・文化交流の可能性を模索している。訳書は『バッハを愉しむとき』(仏Alpha /マーキュリー:2012年3月発売)ほか、Alpha、Arcana、Indésens、Ricercar、Zig-Zag Territoiresなどのレーベルのライナーノート翻訳多数。

タイトルイラスト:
繁村周(絵師・保存修復家)
東京藝術大学美術学部日本画専攻卒業。日本・東洋の美術や書籍を専門とする修理工房に勤務。